元偏食児が語る食べれないものたちの歴史

物心ついた頃には野菜も肉も魚も嫌いだった気がする。ふりかけご飯がベストオブベスト。今も好き嫌いは人よりは多いけど、食べれるものはかなり増えたと思う、まあ食わず嫌いもまだ多いけど。

そんな感じで家でも外でも”一人前”食べれずに生きてきたので、母に「こんなに好き嫌いがあるのに中3でアメリカ留学行きたいなんて凄い(感心はしているが多分あまりいい意味ではない)」と言われた記憶がある。

元偏食児もかなりゆっくり成長してるし何より成人して無事に生きているので、「食べれないもの」たちについて書いてみる。いま偏食児に悩む親御さんのヒントになればそれも嬉しい。

「食べれない」って書くのは若者のら抜き言葉ではなく愛知方言のら抜き言葉ですョ、以後お見知りおきを!

食べれないもの

今も昔も未来も絶対に食べない。なんなら存在してほしくない。

トマト

昔から絶対に食べたくない!匂いからしても無理!と思っていたけど、友達の家に泊まった時に出されて(強要されたわけではないけど人前だからと)無理して食べて吐いた記憶がある。これからも絶対食べないと断固決意。といいつつも、味覚変わってるかと思って去年は2回も挑戦した。普通に飲み込めなかったけど、大成長だと思う。

もう一つ成長したことは「サラダなどでトマトの周りに触れている野菜」が食べれるようになった。前はごっそり取り除かないと無理だった。もちろん今もサラダ(生野菜)は嫌いです。ドレッシングのおかげでギリギリ耐えれる。スジャータのコーンドレッシング、ありがとう。

ちなみにケチャップとかピザとかは大丈夫。ミネストローネも食べれる。でもトマトジュースは無理。トマト嫌いなら分かってくれると思う。

教訓としては無理やり食べさせないこと!無理して食べても喉を通らないから吐いてしまいし、その経験がトラウマになって生涯食べれなくなる。

生魚

最初で最後に食べたのは多分小学生の時だと思う。ばあちゃんちで出されたマグロの刺身。みんなが美味しそうに食べるから挑戦した。生臭くてグニャッて食感が気持ち悪くて飲み込めなかった。

基本的に見た目や匂いで食わず嫌いが多い。ナマモノは大体ダメな見た目と匂いをしている。

海外に来ると「どこの寿司レストランがおすすめ?」みたいなことを聞いてくる人間が多いけど、日本人だからって全員が全員寿司が好きだと思わないでほしい。

生魚枠に入れて良いのか分からないけど、ウニやら牡蠣やらも食べたことがない。あんなの見た目からしてダメでしょう。カキフライは初めて一口だけ食べてよく分からないまま無理やり飲み込んだからもう食べない。

生牡蠣に関しては(食べたこともないけど)怒りさえ湧くアンチ生牡蠣。育児しててノロウイルスが一番辛かった。野良で一家全滅した時も私が一番長く激しく嘔吐下痢してた。あんなのを毎年ゴロゴロ生み出してる生牡蠣は許せない。食べるな、売るな、規制しろ!(過激派)

コーヒー

食べ物リストに入れて良いのかわからないけどコーヒーがめちゃくちゃ嫌い。なんなら匂いもかなり苦手なのでコーヒー好きの夫にはちょっと申し訳ないけど一切やめてほしいとすら思っている。さらに過敏になる妊娠中は絶対に同じ空間で飲ませなかった。

タバコに対しての嫌を100とすると、コーヒーに対しての嫌は80ぐらいある。しかも大人(特にエンジニア)になると、コーヒーは嗜むものみたいな空気出されるのがしんどい。私の中では酒とかタバコとかみたいな嗜好品と同じところにいるんだけどね、異常者の思考?

一応フレッシュ2個と砂糖5本ぐらい入れたら飲めなくはないけど、そこまでしてコーヒーを飲む意味がない。ちなみに甘いカフェオレ?コーヒー牛乳?は大丈夫だし多少甘いコーヒーゼリーも食べれる。

肉が動物から出来ている事を知って若干ベジタリアンになりかけた幼少期の私、とは別で大人になっても主に食感などが理由で食べれない。

例えば鶏もも肉を買ったら脂肪の部分と赤身の部分で食感が違う。脂肪の部分がグニャっとして気持ち悪い。もちろん皮も最悪。もし骨付きなんて買ったら軟骨なんかにコリッと当たってしまうかもしれない恐怖がある。そういう意味で鶏なら胸肉(ささみ)辺りが食べやすい。

豚も牛も同じで脂身と赤身がはっきりと分かれてるものは嫌。もしそうなら極力薄切り肉にして食感の違いを分からせないでほしい。つまり綺麗にサシの入った高級和牛ステーキは美味しく食べられる。よく分からんオージービーフはダメ。焼肉で好きなのはハラミ、ロース、カルビぐらい(食感が均一)。タンはなんとか食べれるけど食べたくない。それ以外のレバー、ホルモンなどは食べた事すらない。見た目からして無理。

ということでひき肉や加工肉(ハムやソーセージ)昔から食べれる。

リコリス(サルミアッキ)

せっかくエストニアに住んでるんだし書いとくか〜の気持ち。日本でも有名な黒いタイヤ。現地人には悪いけどアレを食べ物と認識してない。

食べれなくなったもの

昔は食べれたんだけどね?味覚の成長というか退化というか…

生卵

昔は好きだった卵かけご飯。叔父が何かの拍子で「白い部分はひよこなんだよ!」みたいな事を話していて、まずカラザが無理になった。卵を完全に食べないわけにいかないから自分で卵焼きなんかを作る時は意地でもカラザを取り除くように(そのうち面倒くさくなってやらなくなったけど)

そして気づいたらいつのまに生卵自体が嫌になってた。黄身はまだいいんだけど、白身のどゅるどゅる感が許せない。目玉焼きはしっかり焼く派に。昔は黄身とろ〜り半熟が好きだったんだけどね?

ちなみに好きでは無いけど温泉卵は食べれる。

イクラ

小学生低学年ぐらいまでイクラが大好きだった。回転寿司ではイクラ、卵、ツナマヨなどを食べる典型的なちびっ子。いつからかプチプチの食感やイクラの味が吐き気を催すようになって食べなくなった。そしてなぜか入れ替わるように「たらこ/明太子」が食べれるようになった(元々食べれなかった)。

今は回転寿司でうどん、茶碗蒸し、ポテトなどを食べる。2歳児すぎる。あとは変わり種(エビフライ寿司、ハンバーグ寿司)などが命綱なので、万が一高級鮨屋になんか行ったら食べるものなくて餓死すると思う。新鮮な魚じゃダメなんだ。

海外のSUSHI屋ではクリームチーズにエビフライが入ったような謎の巻きが美味しく食べれる。寿司よりSUSHIのがイケる。

食べれるようになったもの

野菜

ざっくり書くけど、野菜。食わず嫌いが多かったのもあって、大人になってみると意外と大丈夫(←好きとは言ってない)なのが多い。ということで、早速ランキングを作った。みんな大人になってから食べた野菜たち。

個人的に見た目で損してる野菜ランキング

  1. ビーツ(カブの仲間かと思ったら甘くて美味しい)
  2. パプリカ(ピーマンの色違いのくせに苦くないし甘い)
  3. アスパラガス(緑色の茎みたいな見た目なのに嫌な味がしない)
  4. ズッキーニ(きゅうりと全然違って味がしない)
  5. オクラ(これも緑なのにネバネバするだけで味がない)

今も許せない野菜はたくさんあるのでさらっと書くと、生の玉ねぎ(からすぎる)、かぶ(からすぎる)、葉物全般(草の味がする)、ナス(見た目を裏切らない不味さ)、きゅうり(生臭い水)などでトマトは省略。

調理法は問わないのでとにかく野菜の味を消してほしい。野菜の姿形が無くなったカレーは好き、野菜の味がしないので。

基本的に根菜が安牌。最近はブロッコリーを見直したり、少しずつ食べれるのが増えてきたので将来に期待。あとキノコは結構好きということに気づいた。タケノコもキノコの仲間に入れて良い?(好き)

昔から食べれるもの

米(と炭水化物)

安定して米。ふりかけご飯、お茶漬け、海苔巻き。栄養が摂れるかは微妙だけど、カロリーは摂れる。

というか偏食は大体炭水化物が好きなので、米に限らずパンでも麺でも………

給食のレーズンパンは食べれなかったからはじくってた。しなぷしゅでもいつもほじくってるから子供はみんなレーズン苦手だと思ってる。でも大人になるとハーゲンダッツのラムレーズンが美味しいんだよね。味覚の成長。

野菜コンソメスープ

典型的な偏食児として例にも漏れず野菜嫌いだったんだけど、なぜか野菜コンソメスープは好きだった。具材(野菜)が小さくてハムなどの加工肉が入っているので、”引っかかるもの”が少なかったんだと思う。

過去の話みたいに書いてるけど、スープ全般に対しては今も似たような評価をしている。

おまけ: 給食昔話

小中と給食はずっと苦痛だった。月に一度、献立表が配られるたびに蛍光マーカーで「食べれないもの」に線を引いて、代わりに食べてくれそうな男子を探したりする。どうしても残させてくれないクソ担任だと給食当番の子に少なくしてもらったり、とにかく子供なりに知恵を絞って食べない工夫をしていた。

一番嫌いだったメニューはイワシのつみれ汁。大体のものは”無理やり牛乳で流し込む”戦法が使えたけど、イワシのつみれ汁だけはあまりに牛乳との相性が悪すぎて最悪の味が錬成されてしまう。牛乳に混ざった魚の味が今でもトラウマ、もう2度と食べたくない。

好き嫌いのない教員が特に最悪だった。給食で全部食べるのが当たり前。偏食の気持ちを何もわかっていない。私にとってトマトは食べ物じゃないのに。

母は特別好き嫌いが多いわけではないけど、私の気持ちを汲んでモンペらしく戦ってもらった。

母「うちの子は無理して給食食べさせなくて良いです。大人だって好き嫌いはありますよね?」 教「ないです。大人で好き嫌いなんて恥ずかしくないんですか?」 母「恥ずかしくないです〜大人になってからわざわざ嫌いなもの食べないし、栄養は家でやるので大丈夫です」

みたいなやりとりがあったらしい。

子供だった私にとって母が救世主だった。結局免除にはならなかったけど、子供にとって給食は死活問題だったわけで。

ちなみに長男もなかなかの偏食で親としては心配になることもあるけど、食べることが嫌な気持ちも分かるから偏食で良かったと少しだけ思う。もし選べるのならなんでも美味しく食べれるのが一番だしなんなら私もそう生まれたかったよ〜〜〜(心の叫び)

そりゃ環境も遺伝もあると思うけど、次男はバクバクなんでも食べる。長男は生まれた時からミルクも飲みが悪かったから生まれつきの偏食は存在すると思う。一緒に新しいモノ開拓してどうしてもダメならママとサプリ飲んで強く生きよう。

すでに私も長男もマルチビタミンを飲んでいる。北欧ではビタミンD必須(日照時間が足りない)なので、どうせならまとめて摂っちゃおう作戦。

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