結婚セレモニーの悲劇
6月末に結婚したんだけど、ウェディングドレスは間に合わなかったし持参したド素人カメラの充電は切れるしと災難続き(ただの準備不足)で写真がほとんどないという悲劇。 悲しくもウェディングドレスは翌日に届き、採寸したはずなのに圧倒的にサイズが大きいということで慌ててサイズ直しへ行くことに。テイラーには「まあ 1 週間ぐらいで出来ると思う」と言われたものの、連絡が来たのは 3 週間か 4 週間経ったあと。なんやかんやしているうちに 8 月になり、天気がやたら雨ばかりで寒い日々が続き、またモヤモヤしてる内に 9 月になった。秋はなんとか天気も持ち直したというかギリギリ上 20 度ぐらいある感じだったので今こそは!となって風邪をひいたりと結局今までチャンスを逃し続けていた。
前日予約の壁
本来カメラマンの予約ってそこそこ前に始めないといけなくて、そもそも時間にフレキシブル(日付を変えれたりとか)なカメラマンなんてなかなかいない。それでも旧市街という屋外で写真を撮る上で雨が降ってないことはマストだったのでなんとか天気のいい日を探そうとしたら「あれ?明日以降の最高気温は 10 度だし明日が最後なんじゃない?」というヤバい事実に気づいてしまって焦りまくる。エストニアの結婚写真を見ていると結構冬の森で真っ白の雪の中でウェディングドレスを着ている新婦がいたりするけれど、雪国育ちですらないわたしにはあまりにも過酷そうなので絶対に嫌だ。
金曜日の夜に誰がメールチェックしてるんや問題
タリンに住む外国人向けのフェイスブックグループでカメラマンを探している投稿をしたりmywed.comで結婚式カメラマンにコンタクトしてみたり。この時点で金曜日の夜だったので、金曜日の夜に仕事チェックする人なんていないしそもそも土曜日に暇なカメラマン自体が限りなく少ない。
これは少し後に気づいたけれど、こういう「結婚カメラマン」は、結婚式、家族写真、からのディナーなんかを 1 日かけて撮る人のことであって、わたしが探しているのは一般的なポートレイト系のカメラマンでわたしたちが勝手にウェディングっぽい恰好(いわばコスプレ)をしたいだけである。
予約完了
10 件ぐらい連絡したもののそもそも返事が来ないし諦めかけていたところで、アーティストをしているエストニア人の友達に「もしかしておすすめのカメラマン知ってたりしない?」と聞いたら 5 人ぐらい紹介してくれた(といっても彼女の友達なのは半分ぐらいで純粋にSNSでフォローしている人)のでその中で気に入った人にも声をかけてみたりした。インスタグラムでDMで「ちょうど夜も旧市街で撮影があるけどその前ならいつでも大丈夫」という快諾を得た。ウェディングフォトを撮りたいと伝えると、1 日中つくような結婚カメラマンは受け付けていないけれどわたしたちのような「ウェディングドレスやスーツを着たいわばコスプレ撮影」は歓迎してくれた。彼女はロシア系エストニア人でロシア語と英語が流暢でエストニア語は少し苦手と言っていた。彼女のポートレート(インスタグラム)を見ても普段から恋人や家族の写真をとても素敵に撮っていて、メッセージからも良い人柄が分かったので期待大だった。予約ができたのでここからは毛を抜いたり洗顔したりパックしたりそもそもドレスを着てみたりと大忙しな前夜を過ごした。
旧市街で撮影
「12 時に Viru のマクドナルドに集合」とはいったものの 20 分前には到着していたし予定より少し早く始めることにした。普段から旧市街でポートレート撮影をしているだけあって素敵な写真スポットをたくさん知っていたし、懸念していたウェディングっぽいポーズ分からない問題もカメラマンさんに従っていたら素敵な写真になることが容易に想像できた。パートナーは元々写真撮影に積極的ではなかった(面倒くさがり)しあまり周りの人と関わるのが好きではないタイプだけれど、カメラマンがとても明るくてフレンドリーだったのですぐに打ち解けて 1 時間も経った頃には大学の話までしていた。
「頬に手をあてて~」と言われてもあまりにポーズが不自然すぎて「普段こういうことしないの!?」とびっくりされて爆笑した。なんなら普段のキスも全然ロマンチックじゃないのでそういう面でも勉強になったかもしれない。
周りからの「おめでとう」と酔っ払いの「ウォッカくれ」
9 月とはいえまだまだヨーロッパには観光シーズン(?)で結構観光客がいたので歩いてるだけで会釈してくれたり「おめでとう!」と言ってもらえたり写真を撮られたりとプチ有名人気分になった。もうなんかいろいろ幸せな気持ち。そんな中で酔っ払いには「おめでとう!ウォッカくれ!」と言われてギャップを感じていたんだけど、エストニアでは誰でも新郎新婦を止めてウォッカをせびる(?)ことができるという謎の風習があるらしい。新郎新婦が結婚式へ向かうときは車に白いリボンをつけるんだけど、知らない人が車を止めて「ウォッカくれ」と言ったら渡さないといけないから、ウォッカを箱買いして積んどくんだってさ。わたしたちは写真撮影してただけだしウォッカを持ち歩く余裕なんてなかったので渡せなかった。ごめん、酔っ払い。
カメラマンさまさま
プロの写真撮影自体が初めてという感じだったので、二人とも少し緊張していたけどカメラマンさんが良すぎて、いやもう何回も書いてるけど、めちゃくちゃ有難かった。タリンのカメラマンは一時間 100 ユーロかそれ以上かかる上に最低撮影時間があったりするんだけど、彼女は半額以下なのにすべての写真をレタッチ(ニキビ等も気になれば編集して消す)して渡すという駆け出しの若いカメラマンっぽい値段設定だった。1 日か 2 日で一部を送って、2 週間ぐらいで残り 200 枚ほどを完成させて送ってくれるらしい。1 日経った今、いやなんなら 24 時間経っていないけれど、およそ 1 割にあたる 19 枚が届いてあまりにもすべての写真が素敵すぎたのでこうしてブログに書いている。
旧市街でウェディング撮影はすべてにおいて最高だったんですが、エストニアでは新郎新婦にウォッカをせびる風習があるらしく、みんなに「おめでとう」と言われる中で酔っぱらいに「ウォッカくれ」と言われました😌😌😌😌 pic.twitter.com/xAzcBlmF0D
— 栞 (@eeelu_jp) September 12, 2021
まとめ
もうなんかこのブログを書いてるのも「あまりにも最高すぎたので共有したい」みたいな気持ちから来ているし、なにをとっても最高だったと思う。ありがとう。

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